ぬいぐるみ、小物、背景、全てオリジナルの作品です。
シーンについて
青い犬がのんびりお散歩していると、壁にぽっかり開いた窓から、キラリと光る星型の男の子が顔を出しているのに気がつきました。
「…あれ?」青い犬は足を止めます。「なんだか君のこと、どこかで見たことがある気がするよ。」
星型の男の子――スターボーイも、じっと青い犬を見つめ返します。
その瞳がキラリと輝いた瞬間、ふたりは同時に叫びました。
「思い出した!」「僕たち友達だったんだ!」
それはこの地球ではない、遠い遠い星の世界。
そこには、夜空のように輝く草原や、星くずの滝が流れ落ちる美しい場所がありました。
ふたりはその星で出会い、一緒に遊んでいたのです。
「でも、どうして君がここにいるの?」と青い犬がたずねると、スターボーイは少しはにかんだ笑顔を見せました。
「それはね…」
こうしてふたりは、地球に来るまでの冒険や不思議な出来事を、夢中になって語り始めました。
その話の途中には、笑ったり、ちょっぴり切なくなったり。
でも、ひとつだけ確かなのは――ふたりがまた出会えたことが、何よりもうれしいということでした。
パーツの紹介
青い犬とスターボーイ
フェルトや軍手、ジャージー素材などを組み合わせて作りました。
青い犬の手足は動くようになっています。
スターボーイの襟の模様は刺繍しました。

壁と石畳
壁と石畳は全て紙でできています。
まるみのある柔らかい形の町の雰囲気をイメージしています。

建物
背景の建物です。全て紙です。
形状はこだわらず、まるみのある景色の演出に役立っています。

椅子等の小物
町の人々の気配を感じさせる小物たちです。
椅子は木工、ギターと本はペーパークラフトです。
鉢植えは、紙で作った鉢に、くしゅくしゅに縫った布の土、その間に100均の花を差しました。
