世界観

不完全でもいいよという世界

世界観

スピーディーで便利だけれど均質的な物が多く、完璧を求められる今の社会で頑張って疲れてしまっている・・・
本当は可愛いものにときめく心を持っているのに、そんな自分を隠していたり忘れていたりする・・・
そんな大人達と、ほっとする優しい世界を共有したい。

手作りの背景や小物でできたジオラマは、ちょっと歪んでいたり、キチッとしていない不完全なゆる~い感じ。
そこで不器用そうなぬいぐるみたちが、まるで感じたり考えたりしながら暮らしているような姿が、自分の不器用さ、繊細さに似ているように思える。
完璧じゃなくてもいいんだよ、そんなあなたも愛らしいよ、と心を緩めてもらえる世界を目指しています。

現実とファンタジーの間の半リアル

「ジオラマフォト」に登場する素材の多くは、木や紙、布など、温かみのある身近なものです。
制作方法も、ほとんどのものは特別な技術は使っていません。
ハサミで切る、ノリで貼る、糸と針で縫うなど、誰もが経験したことのある工作や手芸の延長です。
そんな手に取れるような現実味と絵本のように自由なファンタジーの中間、半リアルなテイストです。
身近にもありそうなぬいぐるみたちが生きているように見えると、「どんなこと思ってるのかな?」と想像するのが楽しくなります。
日常もちょっとだけ想像力を働かせて見つめることができると、世界はもっと柔らかく、彩り豊かに感じられるかもしれません。

制作イメージ